新しい Lamborghini Temerario GT3 が発表されました。
ランボルギーニ、ウラカン後継「テメラーリオ」を投入し電動化戦略を完了
編集者: Tetiana Pin
2026年、ランボルギーニはウラカンの後継モデルであるテメラーリオを市場に投入し、これにより同ブランドの全車両ラインナップにおける電動化を完了させた。このハイブリッド・スーパーカーは、ランボルギーニが掲げる高性能電動化への取り組みを具体化するものであり、ブランドの将来的な方向性を決定づける重要な節目となる。テメラーリオの登場は、自然吸気V10エンジンを搭載した象徴的なウラカンからの明確な移行を示唆しており、持続可能性とパフォーマンスの融合を目指す戦略を裏付けている。
ステファン・ヴィンケルマンCEOは、市場が完全なEV化を受け入れる準備が整っていない状況下で、全EV化への大規模な投資は現実的ではないとの見解を示しており、今回のハイブリッド戦略が同社の現実的なアプローチであることを示している。テメラーリオのパワートレインは、新開発の4.0リッターV8ツインターボエンジンと3基の電気モーターを組み合わせたもので構成されている。V8エンジン単体で789馬力を発生し、システム全体では最高出力907馬力(920 CV)に達する。
特筆すべきは、このV8エンジンが量産スーパーカーとして初めて10,000rpmを超える回転域での動作を可能にした点である。これは、チタン製コンロッドやフラットプレーン・クランクシャフトといった先進技術の採用によって実現された。電気モーターはエンジンとトランスミッションの間に1基、前輪軸に2基が配置され、これにより瞬時のトルク供給が可能となり、ターボラグを事実上排除している。この複雑なパワートレインは、0-100 km/h加速2.7秒、最高速度340 km/h超という性能を発揮する。
シャシー構造においても、テメラーリオはウラカンから大幅な進化を遂げている。新設計のアルミニウム・スペースフレーム・シャシーは、ウラカンの複合素材フレームと比較してねじり剛性が20パーセント向上した。この剛性強化は、ハンドリングとコーナリングの安定性に寄与する設計上の重要な要素である。さらに、シャシー部品点数はウラカンの半分に、熱溶接の数は80パーセント削減され、構造効率が向上している。
デザイン面では、航空機のコックピットやフラッグシップモデルのレヴエルトから着想を得たインテリアが採用され、先代モデルよりも広い空間を提供している。空力効率も大幅に見直され、ウラカン・エボ比でリアのダウンフォースが103パーセント向上した。オプションの「アレジェリータ」パッケージを選択すれば、さらに25キログラムの軽量化が可能となる。テメラーリオはクーペとして市場に投入され、トラック志向の顧客向けには軽量なアレジェリータ・バージョンも用意されている。
ランボルギーニUKの責任者であるダヴィデ・スフレコラ氏は、ハイブリッド化がブランドの魅力を損なうのではなく、運転のしやすさ、使いやすさ、そして全体的なパフォーマンスを向上させたと述べている。このモデルは、ウラカンの10年間にわたる成功と20,000台以上の販売実績という高いハードルを引き継いでおり、ヴィンケルマンCEOはテメラーリオがウラカンを上回る成功を収めると期待を示している。
ソース元
Rosario3
CarWale
Car and Driver
Lamborghini.com
Business Insider
Top Gear
