女優のニコール・キッドマンとカントリーミュージック界のスーパースター、キース・アーバンが、19年間の結婚生活に終止符を打つことが報じられました。キッドマンは2025年9月30日にナッシュビルの裁判所に離婚を申請し、「和解しがたい不和」を理由として挙げています。この申請により、二人のスーパースターの結婚生活は公式に終わりを迎えることになります。
二人は2006年6月に結婚し、サンデー・ローズとフェイス・マーガレットという二人の娘をもうけています。数ヶ月前から夫婦間の困難に関する噂が流れていましたが、多忙なキャリアと別々の公の場での活動がその一因とされていました。関係者によると、二人は「夏のはじめから別々に暮らしていた」とされ、この別離は「避けられないものだった」と感じている人もいるようです。アーバンはナッシュビルの自宅を出て、自身の住居に移ったと報じられています。キッドマンは現在、二人の娘たちの世話をしながら家族を支えているとのことです。キッドマンは当初、この別離を望んでおらず、結婚生活の維持に努めていたとも伝えられています。
キッドマンとアーバンは公には互いの活動を支持しており、2024年のAFI生涯功労賞授賞式では、アーバンがキッドマンを称賛する感動的なスピーチを行いました。このスピーチの中でアーバンは、結婚初期に自身が抱えていた依存症の問題をキッドマンが乗り越える手助けをしてくれたことに感謝し、彼女の「愛を選ぶ」という姿勢を称賛しました。しかし、2025年6月には、キッドマンはインスタグラムでアーバンとの結婚19周年を祝う写真を投稿しましたが、アーバンはその期間、ワールドツアーに集中しており、ソーシャルメディアで記念日を祝うことはありませんでした。しかし、今回の離婚申請により、二人の長年の関係に新たな局面が訪れることになります。
二人の娘、サンデー・ローズ(17歳)とフェイス・マーガレット(14歳)は、近年、公の場に姿を見せる機会が増えています。特にサンデーは、2024年10月のパリ・ファッションウィークでモデルとしてデビューを果たし、注目を集めました。また、フェイスも2025年6月には母親と共に高級化粧品ブランドのキャンペーンに登場しました。二人は、両親のキャリアを理解しつつも、自身の道を歩み始めています。この変化は、彼らにとって新たな成長の機会となるかもしれません。