ブレイク・ライヴリー、新作映画『ザ・サバイバル・リスト』に主演

編集者: Татьяна Гуринович

女優ブレイク・ライヴリーが、ライオンズゲート製作のアクション・ロマンティック・コメディ『ザ・サバイバル・リスト』に主演することが発表された。この作品は、ライヴリーが『ア・シンプル・フェイバー』とその続編でタッグを組んだスタジオとの再タッグとなる。

ライヴリーは、詐欺的なサバイバル専門家と共に遭難してしまうリアリティ番組プロデューサー、アニーを演じる。このプロジェクトは、ライヴリーが『イット・エンズ・ウィズ・アス』の監督ジャスティン・バルドーニとの間で起こっている訴訟問題に直面する中で発表された。バルドーニはライヴリーからセクシャル・ハラスメントを受けたと主張し、4億ドルの名誉毀損訴訟を起こしたが、2025年6月に裁判官によって棄却された。しかし、ライヴリー側の訴訟は2026年3月に公判が予定されており、法廷闘争は続いている。

さらに、歌手のテイラー・スウィフトとの間に亀裂が生じているとの報道もある。スウィフトは当初、この訴訟で召喚状を受けていたが、その後取り下げられたものの、彼女のテキストメッセージは法的な記録の一部となっており、これが二人の友情に影響を与えた可能性があるという。関係者によると、現在二人は連絡を取っていない状態だという。

『ザ・サバイバル・リスト』は、トム・メリアが脚本を手がけ、マーク・プラットがプロデューサーとして参加する可能性もある。ライヴリーは主演に加え、プロデューサーとしても名を連ねる。この映画は、孤島に漂着したリアリティ番組プロデューサーのアニーが、サバイバル専門家だと信じていた人物が実は詐欺師であったことを知り、生き残るために奮闘する姿を描く。当初は不本意ながらもこの番組に参加したアニーだが、極限状況下で予期せぬ化学反応が芽生えることになる。

この新作映画は、ライヴリーにとって『イット・エンズ・ウィズ・アス』の論争以来、初めての主要なプロジェクトとなる。この作品選びは、彼女が自身のキャリアにおけるストーリーテリングのコントロールを維持・拡大しようとする意欲の表れとも見られる。

なお、バルドーニ側は、ライヴリーと夫のライアン・レイノルズ、そしてライヴリーの広報担当者に対して名誉毀損と恐喝で4億ドルの訴訟を起こしたが、これも6月に棄却されている。しかし、バルドーニ側の弁護団は諦めておらず、訴訟は継続中である。また、この訴訟に関連して、バルドーニ側が『イット・エンズ・ウィズ・アス』に出演した女優イザベラ・フェレールに対し、召喚状を繰り返し送付して「嫌がらせ」をしていると彼女が主張する事態も発生している。

テイラー・スウィフトとの関係については、2025年5月にはスウィフト側が召喚状について「テイラー・スウィフトの名前を利用して、事件の事実ではなく、タブロイドのクリックベイトを狙ったものだ」と声明を発表した。この一連の出来事が、二人の長年の友情に影を落としていると見られている。

ソース元

  • Us Weekly

  • Reuters

  • ABC News

  • CNN

  • Marie Claire

  • CinemaBlend

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