モナコ公国のアルベール2世公が、かつての恋人ニコール・コストとの間に生まれた息子、アレクサンドル・グリマルディ=コストのために秘密の銀行口座を開設し、妻であるシャルレーヌ公妃にはそれを隠していたと報じられています。報道によると、パリ国立銀行に開設されたこの口座には、アレクサンドルの生活費として毎月40万ユーロが振り込まれているとのことです。
さらに、アルベール公はアレクサンドルとニコール・コストのために、フランスのリビエラに豪華な別荘を購入したとも伝えられています。この情報は、アルベール公の元会計士であるクロード・パルメラによって明らかにされました。パルメラは後に解雇され、その後、この資金提供の詳細を暴露しました。
シャルレーヌ公妃はこれらの資金提供について知らされていなかったとされ、ニコール・コストがアルベールの人生に存在し続けることを快く思っていないと報じられています。アレクサンドルは婚外子であるためモナコ公位を継承することはできませんが、この暴露は王室内に緊張を引き起こしているとされています。