スイスのアニメーター、マルセル・バレッリ氏が、ロカルノ・キッズ賞2025を受賞されました。バレッリ氏のデビュー長編アニメーション作品『メアリー・アニング:化石ハンター』は、第78回ロカルノ国際映画祭にてスイスで初公開される予定です。
映画祭主催者は、バレッリ氏を「スイスおよび国際的なアニメーション界において、最も将来有望で独創的な才能の一人」と称賛しました。同作品は、2025年6月にアヌシー国際アニメーション映画祭で先行公開されています。
『メアリー・アニング:化石ハンター』は、1811年、父親の死後、化石探しに乗り出す12歳の少女の物語を描いています。この作品は、イギリスの古生物学者メアリー・アニングに敬意を表しています。バレッリ氏の作品は、しばしば人間と自然の関係性を探求しています。
バレッリ氏は、2025年8月12日に、ピアッツァ・グランデにて授賞式に出席される予定です。第78回ロカルノ国際映画祭は、2025年8月6日から16日まで開催されます。
このニュースは、日本の読者の皆様にとって、スイスのアニメーション界の新たな才能をご紹介するものです。バレッリ氏の作品が、日本の皆様にも感動とインスピレーションを与えることを願っております。