スペインの映画監督カルラ・シモンの新作『ロメリア』が、2025年5月21日にカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、熱狂的な歓迎を受けました。これは、シモンがカンヌのメインコンペティションに参入することを意味します。
『ロメリア』は、奨学金の申請のために父方の祖父母から署名をもらうためにスペインの大西洋岸を旅する18歳の孤児、マリーナの物語を描いています。この映画は、家族の記憶、アイデンティティ、そして過去の影響というテーマを探求しています。
『夏 1993』や『アルカラス』で知られるシモンは、このプロジェクトで自身のガリシアのルーツを掘り下げています。『ロメリア』には、マリーナ役のリュシア・ガルシアに加え、トリスタン・ウジョアとミリアム・ガジェゴが出演し、スペインでは2025年9月5日に劇場公開される予定です。