カンヌ映画祭は、2025年5月13日から24日にかけて開催される第78回映画祭の審査員を発表しました。審査員は、コンペティション部門に出品される21作品の中から、名誉あるパルムドール賞およびその他の賞の受賞者を選出する責任を負います。
フランス人女優のジュリエット・ビノシュが審査員長を務め、国際的なアーティストが集まる多様な審査員団が構成されます。「チョコレート」や「X-メン」などの映画で知られるアメリカ人女優で映画監督のハル・ベリーも審査員に加わります。また、審査員には、「サクセッション」や「ジ・アプレンティス」での活躍で知られるアメリカ人俳優のジェレミー・ストロング、2024年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞した映画「All We Imagine As Light」のインド人映画監督パヤル・カパディア、イタリア人女優のアルバ・ロルヴァケルも名を連ねています。
審査員団を締めくくるのは、フランス系モロッコ人作家のレイラ・スリマニ、コンゴ人監督でドキュメンタリー作家のディエド・ハマディ、韓国人監督で脚本家のホン・サンス、メキシコ人監督、脚本家、プロデューサーのカルロス・レイガダスです。審査員の決定は、5月24日の閉会式で発表されます。