カタールのバージニア・コモンウェルス大学芸術学部(VCUartsカタール)は、5月5日から29日までサマセットハウスで開催されるロンドンデザインビエンナーレ2025に初登場します。VCUartsカタールは、文化とマテリアリティを探求する研究主導のパビリオン「Matter Diplopia」を発表します。
「Matter Diplopia」展では、教員、学生、卒業生による9つのプロジェクトが展示されます。これらのプロジェクトは、カタールの環境がどのように接続、変容、回復力のパターンを明らかにしているかを検証します。この展覧会は、文化的な対話とイノベーションを促進することを目的としています。プロジェクトには、空気清浄用のキネティック彫刻「Chrysalis」や、文化の盗用を問いかけるインスタレーション「Dub Doubt」などがあります。
「Surface Reflections(表面の反射)」をテーマとするロンドンデザインビエンナーレ2025は、世界をリードするデザインと創造性を披露します。VCUartsカタールの参加は、地球規模の課題に取り組み、観客にインスピレーションを与える上でのデザインの役割を強調しています。ビエンナーレは、国際的な協力とアイデアの交換のためのプラットフォームを提供します。