2025年5月、コロンビアのメデジンの西にある農村地帯、サン・セバスティアン・デ・パルミタス地区で、珍しい針なしミツバチの一種である*Melipona nigrescens*が発見されました。これは、この種が市内で初めて記録された発見となります。
この発見は、環境事務局の生物学者と環境管理官が実施した環境モニタリング探検中に起こりました。チームは、地区行政の管理下にある保護区の1つで作業していました。
*Melipona nigrescens*は、大きな木にのみ巣を作り、在来の植物のみを食べる特殊なミツバチです。そのため、生態系の健康状態を示す重要な生物指標となります。その存在は、地区内の手付かずの山岳生態系を示唆しています。このミツバチは、さまざまな植物種に受粉することで、環境バランスにおいて重要な役割を果たしています。その黒い体はアフリカミツバチに似ているかもしれませんが、*Melipona nigrescens*は無害で、生息地を選びます。