ニュージャージー州ロングビーチアイランド沖で、若いハイイロアザラシの赤ちゃんが漁具に絡まっているのが発見され、救助されました。海洋哺乳類座礁センター(MMSC)は3月26日、座礁した赤ちゃんアザラシに関する報告を受けました。赤ちゃんアザラシの体にはモノフィラメントのラインがしっかりと巻き付いていました。
MMSCのチームは、すでにアザラシの皮膚に深い跡を残し始めていたラインを慎重に取り除きました。スタッフは、介入がなければ、ラインは動物の肉に食い込み始めていただろうと指摘しました。
検査中、体重24kgのオスの赤ちゃんは呼吸器感染症の兆候を示し、リハビリのために入院しました。現在、チューブで電解質と特殊なミルクを与えられており、センターで快適に休んでいます。
これは、MMSCが今シーズン扱った2件目のアザラシの絡まり事例であり、海洋ゴミや漁具が地元の海洋野生生物に及ぼす継続的な脅威を浮き彫りにしています。