2025年6月11日、モーガン・スタンレーUSファイナンシャル・カンファレンスで、U.S. BancorpのCEO、Gunjan Kedia氏は、同行の仮想通貨カストディ事業の復活を発表しました。2021年に最初に開始されたこのサービスは、規制環境の変化を背景に、新たな関心を集めています。（出典：U.S. Bancorp CEO Gunjan Kedia、2025年6月11日）
Kedia氏は、以前の規制の不確実性が製品の成功を妨げていたと指摘しました。同行は現在、仮想通貨カストディサービスを積極的に提供しています。焦点は、ステーブルコインとその決済における可能性に移っています。（出典：U.S. Bancorp CEO Gunjan Kedia、2025年6月11日）
米国で5番目に大きい銀行であるU.S. Bancorpは、独自のステーブルコインの作成など、さまざまな選択肢を検討しています。また、裏付け資産の保有やエスクローサービスの提供など、ステーブルコインのインフラストラクチャの提供も検討しています。Kedia氏は、ステーブルコインの取引量の大部分が現在、仮想通貨空間内で発生していることを強調しました。（出典：U.S. Bancorp CEO Gunjan Kedia、2025年6月11日）
同行は、2025年6月11日に米国上院が可決した、ステーブルコインを規制するGENIUS法案を注視しています。この法案は、ステーブルコイン発行者に対する明確なガイドラインを提供することを目的としています。U.S. Bancorpは、進化するステーブルコイン市場における自社の潜在的な役割を評価しています。（出典：U.S. Bancorp CEO Gunjan Kedia、2025年6月11日）