本日、TelegramのThe Open Network (TON)向けブロックチェーンアプリケーション開発企業であるThe Open Platform (TOP)が、シリーズAラウンドで28億5,000万ドルの資金調達を無事完了したことを発表しました。(出典:PR Newswire、2024年5月20日) この結果、TOPの企業価値は10億ドルに達し、TON基盤のエコシステムにおいて初のユニコーン企業となりました。
今回の資金調達ラウンドは、Ribbit Capitalが主導し、Pantera Capitalも参加しました。これにより、TOPの総資金調達額は7,000万ドルを超え、Telegramエコシステム内での成長に対する投資家の強い信頼を示しています。
TOPは、この新たな資金を活用し、米国、欧州連合(EU)をはじめとする主要地域での事業拡大を目指します。 具体的には、市場投入戦略、規制ライセンス取得、コンプライアンスインフラの整備、セキュリティ強化に重点を置く予定です。 この動きは、日本のIT業界におけるスタートアップ企業が、海外市場への進出を目指す際の参考事例としても注目されるでしょう。 TOPの今後の発展に、期待が寄せられています。