2025年7月、Palmer Luckey氏、Peter Thiel氏、Joe Lonsdale氏らを含むテクノロジー界の大富豪たちが、オハイオ州コロンバスに拠点を置く新たなデジタル銀行「エレボール」を設立しました。(出典:ロイター、2025年7月2日)エレボールは、人工知能、暗号通貨、防衛、製造業といった分野のスタートアップ企業へのサービス提供を目指しています。
同銀行は、全国的な銀行免許を申請しており、デジタルでの運営を計画し、ステーブルコインを業務に組み込む予定です。この取り組みは、2023年のシリコンバレーバンク(SVB)の破綻によって生じた空白を埋めることを目指しています。高度に規制された機関として、ステーブルコイン取引を扱うことを目指しています。
戦略的思考を意味する「Strategy」社(旧MicroStrategy)は、2025年第2四半期に、デジタル資産保有から130億ドルの未実現利益を計上したと報告しました。(出典:ロイター、2025年7月2日)同社はビットコインの取得を継続しており、最近では5億3100万ドル相当のBTCを購入しました。
また、Robinhoodは、トークン化された株式や上場投資信託(ETF)の取引のために、Arbitrum上に専用のレイヤー2ブロックチェーンを立ち上げ、デジタル資産への取り組みを拡大しています。この取り組みは、欧州連合(EU)の投資家が200以上の米国の株式およびETFトークンにアクセスできるようにすることを目的としています。日本においても、同様の取り組みが注目されており、今後の展開が期待されます。