韓国大統領候補、暗号資産ETFの合法化を公約

ブルームバーグの6月3日の報道によると、韓国の大統領候補である李在明（イ・ジェミョン）氏と金文洙（キム・ムンス）氏は、現物暗号資産ETFの合法化と規制緩和を約束しました。この動きは、金融システムの近代化と資本流出の抑制を目的としています。両候補はまた、国の富が海外に流出するのを防ぐため、ウォン建てのステーブルコインの発行も支持しています。 5月28日のギャラップ韓国の世論調査で49％の支持を得てトップに立っている李在明氏は、8840億ドルの国民年金基金が暗号資産に投資することも望んでいます。彼は、暗号資産取引所に対する厳格な銀行規制の緩和を目指しています。金文洙氏も、現物暗号資産ETFの合法化と規制緩和を支持しています。 韓国の暗号資産市場は非常に活発で、1800万人以上が関与しています。2024年7月にはより厳格な規制が実施され、金融サービス委員会は5月20日に、非営利の暗号資産販売に関するガイドラインと、より厳格な上場基準を導入する新たな措置を最終決定しました。