2025年7月9日、米国証券取引委員会（SEC）は、現物Solana（SOL）上場投資信託（ETF）の承認プロセスを加速させています。これは、10月10日の期限よりも早い承認につながる可能性があります。SECのこの動きは、暗号資産投資の状況に大きな変化をもたらすシグナルと見られています。
2025年7月2日に取引が開始されたREX-Osprey Solana and Staking ETF（SSK）は、Solanaの価格変動とステーキング報酬へのエクスポージャーを提供する初の米国ETFです。2025年6月、SECは発行者に対し、ステーキングの詳細を盛り込むよう申請書類の更新を要請しました。
2025年7月9日現在、Solana（SOL）は151.10ドルで取引されており、24時間で2.49ドル（1.68％）上昇しています。一方、Trump Media & Technology Groupは2025年7月8日、Solanaを含む主要な暗号資産に投資する「Crypto Blue Chip ETF」の立ち上げをSECに申請しました。これは、日本の投資家にとっても注目すべき動きと言えるでしょう。
暗号資産市場は、世界的に見てもまだ発展途上にあり、価格変動リスクも存在します。しかし、SECの積極的な動きは、Solanaをはじめとする暗号資産への投資に対する信頼感を高め、今後の市場拡大を後押しする可能性があります。投資を行う際には、リスクを十分に理解し、慎重な判断が求められます。