2025年7月2日、リップル社は、BNYメロンとのパートナーシップを発表し、同社を自社のステーブルコイン、Ripple USD (RLUSD) の主要準備金保管機関に任命しました。この提携は、RLUSDを伝統的な金融システムに統合することを目的としています。
2024年12月にローンチされたRLUSDは、米ドルにペッグされたステーブルコインであり、機関投資家向けに設計されています。2025年7月3日現在、RLUSDの流通量は5億ドルを超えています。(出典:ロイター、2025年7月2日)
リップルのCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏は、RLUSDの規制の明確化と運用効率の向上を目指し、米国国立銀行のチャーターと連邦準備制度のマスターアカウントを申請しています。これは、日本の金融機関にとっても、今後の動向を注視すべき重要な動きと言えるでしょう。(出典:ロイター、2025年7月2日)
この提携は、リップル社がRLUSDの信頼性と安全性を高め、伝統的な金融機関との連携を強化するための重要な一歩です。日本の金融市場においても、同様の動きが活発化しており、今後の展開が注目されます。関係各社は、この新しい動きがもたらす可能性について、慎重かつ積極的に検討していくことが求められます。