2024年7月8日、ニューヨークにて、デジタル資産管理会社であるReserveOneが、M3-Brigade Acquisition V Corp.(MBAV)との10億ドル規模の事業統合を通じて、ナスダックへの上場を目指すと発表しました。
ReserveOneは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど、多様な暗号資産ポートフォリオの運用を目指しています。この動きは、暗号資産の保有を公開取引される企業に統合する傾向が強まっていることを反映しています。
この取引により、10億ドル以上の資金調達が見込まれています。これには、M3-Brigadeの信託口座からの約2億9770万ドルと、プライベートエクイティ投資(PIPE)を通じて調達された7億5000万ドルのコミットメント資本が含まれます。著名な投資家には、Blockchain.com、Kraken、Pantera Capital、Galaxy Digitalなどが名を連ねています。(出典:ロイター、2024年7月8日)
合併完了後、新会社のティッカーシンボルは「RONE」となる予定です。ReserveOneは、Hut 8の元代表であるJaime Leverton氏がCEO、BlackRockおよびCoinbase Asset Management出身のSebastian Bea氏が社長を務めています。取締役には、Tetherの共同創設者であるReeve Collins氏や、元米国商務長官のWilbur Ross氏らが名を連ねています。(出典:ロイター、2024年7月8日)
近年、日本の投資家も暗号資産への関心を高めており、このReserveOneの動きは、日本の投資家にとっても注目すべき動向と言えるでしょう。暗号資産市場の更なる発展と、その可能性に期待が集まっています。