2025年7月1日、Bitget Walletは、MastercardとImmersveとの協業により、新たな決済カードを発表しました。このカードは、世界中の1億5,000万以上の加盟店で暗号資産を利用した支払いを可能にします。当初は英国と欧州連合(EU)で利用可能となり、将来的には他の地域への展開も目指しています。
このBitget Walletカードは、オンチェーンのスワップやデポジットを通じてリアルタイムでの資金調達を可能にします。購入は、暗号資産から法定通貨への変換を通じてオンチェーンで決済されます。このカードのローンチは、暗号資産決済に対する高まる需要に応えるもので、Bitget Walletのグローバルユーザーの約40%が決済に暗号資産を利用しているという調査結果も出ています。
このカードは、MastercardのDigital FirstツールとImmersveのバックエンドインフラストラクチャを活用しています。米国でのローンチは規制当局の承認待ちですが、すでに英国とEUでは利用可能です。最近の報告によると、暗号資産カードの平均取引額は23.70ユーロ(約3,900円)となっています。
このカードの登場は、日本のキャッシュレス化の流れとも合致し、今後の決済手段の多様化に貢献することが期待されます。暗号資産の利用は、まだ日本では黎明期ですが、Bitget Walletのような革新的なサービスが、より多くの人々に暗号資産決済の利便性を提供することになるでしょう。今後の展開に注目が集まります。