Google Docs、Gemini搭載の音声要約機能を導入:有料サブスクライバー向けに提供開始

編集者: Veronika Radoslavskaya

グーグルは2026年2月12日、Googleドキュメントのユーザー体験を根本から変える可能性を秘めた、人工知能(AI)による新機能のロールアウトを開始しました。この最新機能は、高度なGemini AIモデルを活用することで、ドキュメントの膨大な情報を短時間の音声オーバービューとして再構成し、ウェブ版プラットフォームを通じて提供するものです。これは、2025年8月に実装された「テキストを順番に読み上げる」という従来のGemini機能から大きく飛躍した、次世代のドキュメント解析ツールと言えるでしょう。

今回導入された「音声要約」は、単に文字を追うのではなく、Geminiが文書全体を深く分析して主要なテーマを特定し、要点を凝縮したブリーフィングを作成します。生成される音声コンテンツは通常3分以内に収まるよう設計されており、極めて自然な合成音声が採用されているため、聴き取りやすさも抜群です。これにより、多忙なナレッジワーカーは、通勤中や他の作業を行っている最中でも、複雑な報告書や長大な会議議事録のエッセンスを迅速かつ効率的に把握することが可能になります。

ユーザーインターフェースへの統合もスムーズに行われており、ウェブ版の「ツール」メニュー内に「ドキュメントの要約を聴く」という項目が新たに追加されました。これは既存の「このタブを聴く」オプションと並んで配置されています。カスタマイズ性も高く、ユーザーは「ナレーター」「パースエイダー(説得者)」「コーチ」といった異なる音声スタイルから好みのものを選べるほか、再生速度も0.5倍から2倍までの範囲で細かく調整できます。さらに、複数のGoogleドキュメントのタブから情報を集約して要約を生成する機能も備わっており、情報の網羅性が高められています。

なお、このGemini搭載の音声要約機能を利用できるのは、特定の有料サブスクリプションを契約しているユーザーに限定されます。対象プランには、Workspace Business StandardおよびPlus、Enterprise StandardおよびPlus、そしてGoogle AI Ultra for BusinessやGoogle AI Pro for Educationといったアドオン、さらには個人向けのGoogle AI ProおよびUltraプランが含まれます。2026年2月12日に始まった提供は段階的に進められ、すべての対象ドメインで利用可能になるまでには15日以上の期間を要する場合があるとのことです。また、本機能に関しては、管理者側での個別制御やエンドユーザー向けの特別な設定項目は設けられていないとグーグルは説明しています。

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ソース元

  • The News International

  • Business Standard

  • Google Workspace Updates

  • 9to5Google

  • Android Authority

  • NewsBytes

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