ガザ支援コンサート「Together for Palestine」開催決定

ブライアン・イーノ氏が中心となり、ガザへの人道支援を目的としたチャリティコンサート「Together for Palestine」が、2025年9月17日にロンドンのOVOアリーナ・ウェンブリーで開催されることが決定しました。

このコンサートには、イギリスとパレスチナの多様なアーティストが出演します。出演者には、Bastille、Damon Albarn、Elyanna、Saint Levantなどが名を連ねています。また、Riz AhmedやBenedict Cumberbatchといった著名人も特別ゲストとして参加します。ステージデザインは、Es Devlinとガザ出身の画家Malak Mattarが共同で手がけ、パレスチナ文化の豊かさを表現する予定です。

コンサートの収益は、ガザで現地支援を行うパレスチナ主導の団体であるTaawon、Palestine Children's Relief Fund、Palestine Medical Relief Societyなどに寄付されます。これらの資金は、イギリスのチャリティ団体Choose Loveを通じて送金されます。会場に来られない方のために、コンサートの模様はYouTubeでライブ配信される予定です。

アーティストたちは、このイベントを通じて、不正義に声を上げ、より良い未来を想像する社会の役割を強調しています。イーノ氏は、「ガザの惨状を前にして、沈黙は共犯となる。アーティストは常に社会が不正義を指摘し、より良い未来を想像するのを助けてきた。だからこそ、このコンサートは重要だ。今こそ、声を上げるだけでなく、私たちの共有する人間性を再確認するために集まる時だ」と述べています。コンサートの収益は、ガザの家族への人道支援のために、Choose Loveを通じてパレスチナ主導の団体に寄付されます。