CCXP 2025、ティモシー・シャラメがA24新作『マーティ・スプリーム』をブラジルで披露

編集者: An goldy

世界最大級のポップカルチャーの祭典であるCCXP 2025が、12月4日から7日までサンパウロ・エキスポで開催されます。このイベントは、従来の「ギークカルチャー」の枠を超えてコンテンツを拡大するという戦略を明確に示しています。第12回目を迎える本イベントのコンテンツ担当バイスプレジデント、ベト・ファブリ氏は、プログラムが現在のトレンドを反映しており、大作映画と「アカデミー賞」や「エミー賞」といった権威ある賞を狙える作品を融合させていると述べています。

フェスティバルの最大の目玉の一つは、12月5日に予定されている俳優ティモシー・シャラメの登場です。このハリウッドのスターは、A24スタジオ製作の新作長編映画『マーティ・スプリーム』を、監督のジョシュ・サフディと共にブラジルで発表するために来場します。シャラメ氏自身が、現地の熱心なファン層への敬意を表し、プロモーションツアーにブラジルでの上映を含めるよう強く要望したとのことです。この映画は、著名な卓球選手マーティ・ライスマンの自伝に基づいており、すでに2026年のアカデミー賞候補としての期待が高まっています。全米公開は2025年12月25日、ブラジル公開は2026年1月8日に設定されています。

『マーティ・スプリーム』は、スポーツを題材にしたコメディ・ドラマ作品であり、シャラメ氏は主演を務めるだけでなく共同プロデューサーも兼任しています。脚本はジョシュ・サフディがロナルド・ブロンシュタインと共同で執筆しました。物語の舞台は1950年代のニューヨークで、過小評価されているスポーツの世界で偉大さを目指す若きマーティ・マウザーの姿を描いています。製作費は6,000万ドルから7,000万ドルと見積もられており、これは2024年の『シビル・ウォー』を上回り、A24史上最も高額なプロジェクトとなりました。キャストには、シャラメのほか、グウィネス・パルトロー、オデッサ・アージョン、ケビン・オリアリー、タイラー・オコマ、エイベル・フェラーラ、フランク・ドレシャーらが名を連ねています。

CCXP 2025では、他の著名なポップカルチャーの顔ぶれにも光が当てられます。人気ドラマ『スーパーナチュラル』の天使カスティエル役で知られるミシャ・コリンズの参加が確定しました。コリンズは日曜日に開催される、このカルト的人気を誇るシリーズの放送20周年を記念した特別イベント「Road to Hell」に参加する予定です。2005年9月13日に初放送されたこのドラマの記念イヤーには、ジム・ビーヴァーを含む他のキャストメンバーの出席も期待されています。

フェスティバルは、ビジネスエコシステムとしての発展を続けつつも、クリエイティブな核となる「アーティスト・バレー」を維持しており、今年は350以上のブースと500人以上のアーティストが出展します。さらに、新しいパネル形式として「ブラスト・ピッチ」が導入されます。音楽プログラムも強化され、CCXP25のクロージング・ヘッドライナーはブラジルのバンド、フレズノが務めます。映画からストリーミングへの移行を反映したコンテンツの拡充として、12月6日土曜日には、ドラマシリーズ『ザ・ボーイズ』のキャストが登壇し、エリン・モリアーティやコルビー・ミニフィーらが参加してシーズン2について語り合うセッションが予定されています。

Omelete CompanyのCEOであるピエール・マントヴァーニ氏は、現在のイベントプログラムがストリーミングサービスのトップページを彷彿とさせるとコメントしました。国際的なスターの出演に加え、ブラジル文化への敬意も払われます。名誉ゲストとして、俳優、監督、声優としてのキャリアを通じて「ブラジル文化への貢献」が称賛されるセルトン・メロ氏が表彰される予定です。

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ソース元

  • Gshow

  • Notícias ao Minuto Brasil

  • Capricho

  • TecMundo

  • Caderno Pop

  • Mundo Ticket

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