ケビン・スペイシー、ルッカ映画祭で功労賞受賞、新作「1780」ワールドプレミアも開催

編集者: An goldy

第21回ルッカ映画祭が、2024年9月21日から28日まで開催されています。オープニングには、アメリカの俳優兼プロデューサーであるケビン・スペイシーが登場し、自身のキャリアを称える功労賞を受賞しました。また、スペイシーが主演を務める歴史スリラー「1780」の世界初上映も行われました。この映画はアメリカ独立戦争時代を舞台にした作品です。

スペイシーは9月21日にはシネマ・アストラでマスタークラスを開催し、自身のクリエイティブプロセスや業界に関する洞察を共有しました。映画祭では、ジャンニ・アメリオ監督もキャリア功労賞で称えられ、彼の作品「La tenerezza」と「Il signore delle formiche」の上映も予定されています。アメリオ監督はイタリア映画界で数々の賞を受賞しており、「Lamerica」や「Le chiavi di casa」などの作品で知られています。

映画祭は9月28日に、公開から40周年を迎えるランベルト・バーヴァ監督のカルト的人気を誇るホラー映画「デモンズ」の特別上映で幕を閉じます。この映画は1985年に公開され、その衝撃的な内容とロックサウンドトラックでカルト的な人気を博しました。

ルッカ映画祭は、世界中の映画愛好家を惹きつける重要な文化イベントです。今年の映画祭では、ケビン・スペイシーの「1780」の世界初上映に加え、ジャンニ・アメリオ監督の作品群、そして「デモンズ」の記念上映など、多彩なプログラムが観客を楽しませます。スペイシーは、自身のキャリアを振り返り、困難な時期を乗り越え、再びスクリーンに戻ってきたことへの感謝を述べました。彼は、映画製作における情熱と、観客との繋がりを大切にしていることを強調し、イタリア映画への深い敬意も示しました。

ソース元

  • Spettacolo Periodico Daily

  • ANSA.it

  • Sbircia la Notizia

  • MovieBloc

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