米国のインフレ率鈍化を受け、アジア太平洋株式市場が上昇
編集者: Olga Sukhina
2025年8月13日(火)、アジア太平洋地域の株式市場は、米国のインフレ率鈍化を受けてウォール街の好調な動きに追随し、上昇して取引を開始しました。7月の米国インフレ率は前年同月比2.7%の上昇となり、市場予想の2.8%を下回りました。この結果は、連邦準備制度理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを実施するとの期待を高めました。
日本市場では、日経平均株価が43,000円の大台を突破し、史上最高値を更新しました。これは、米国のインフレ率鈍化に加え、国内の製造業改善も追い風となりました。具体的には、ルネサスエレクトロニクスが7%以上、アドバンテストが2%以上、ソニーが5%近く上昇するなど、テクノロジー株が市場を牽引しました。東証株価指数(TOPIX)も史上最高値を更新し、6営業日続伸しました。韓国市場では、KOSPIが1.07%、KOSDAQが0.88%の上昇を記録し、サムスン電子やSKハイニックスといった主要銘柄が買われました。オーストラリア市場では、S&P/ASX 200指数が0.29%上昇しました。これらの地域的な上昇は、MSCIアジアを除く日本指数が0.9%上昇し、MSCIオールカントリー世界指数も史上最高値を更新したことからも、世界的な株高の流れと一致しています。
ソース元
CNBCindonesia
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