Ashley McBryde - What If We Don't (公式ミュージックビデオ)
アシュリー・マクブライドが刻む新たな章:2026年のアルバムを予告する新曲「What If We Don’t」をリリース
編集者: Inna Horoshkina One
グラミー賞をはじめ、CMAやACMといった権威ある音楽賞に輝くアメリカのトップ・カントリー・シンガー、アシュリー・マクブライド(Ashley McBryde)が、待望の新曲「What If We Don’t」を世に送り出しました。
この楽曲は、2026年夏のリリースが予定されている彼女の通算5枚目となるスタジオ・アルバムの先行シングルとして位置づけられています。本作はワーナー・レコード・ナッシュビル(Warner Records Nashville)の全面的なバックアップのもとで制作が進められています。
2026年2月23日のリリース週、このシングルは全米のカントリー・ラジオ局で驚異的なスタートを切りました。計79局が初週からプレイリストに採用し、彼女のキャリア史上最高のラジオ・デビューを飾るという快挙を成し遂げました。
「What If We Don’t」の制作には、マクブライド本人のほか、テリー・ジョー・ボックス(Terry Jo Box)とランドール・クレイ(Randall Clay)が共作者として名を連ねています。
実はこの曲には興味深い背景があります。もともとは2016年に発表されたインディーズEP『Jalopies & Expensive Guitars』に収録されていたものですが、今回のリリースにあたって完全に再録音され、新たな命が吹き込まれました。
プロデュースを手掛けたのは、ブラザーズ・オズボーン(Brothers Osborne)のジョン・オズボーン(John Osborne)です。彼はマルチプレイヤーとしても参加しており、エレキギター、ハイストリング・ギター、メロトロン、そしてムーグ・シンセサイザーを演奏し、楽曲に深みを与えています。
楽曲の着想源となったのは、キャンプファイヤーを囲みながら交わされた静かな語らいでした。人生において「もしあの時、別の道を選んでいたら」という、誰しもが抱く選択の瞬間への思索がテーマとなっています。
録音作業は、音楽の聖地ナッシュビルにあるパイン・ボックス・スタジオ(Pine Box Studio)にて行われました。
この新曲は、批評家から絶賛された2023年のアルバム『The Devil I Know』で確立された彼女の芸術的な路線をさらに進化させるものです。
前作『The Devil I Know』は、ローリング・ストーン誌やビルボード誌によってその年のベスト・カントリー・アルバムの一つに選出されるなど、極めて高い評価を得ました。
アーカンソー州出身で、名誉あるグランド・オール・オプリ(Grand Ole Opry)のメンバーでもあるマクブライドは、その誠実で感情豊かなストーリーテリングで知られています。
ロサンゼルス・タイムズ紙は彼女を「ナッシュビルで最も信頼のおける、繊細なソングライターの一人」と評し、その才能を高く評価しています。
新曲のリリースと並行して、彼女はナッシュビルの「Chief's Neon Steeple」を舞台に、自身のコンサート・シリーズ「Redemption Residency」を継続しています。
このプログラムは多彩な形式で構成されています。
- Just Me and My Shadow — アコースティック・ソロの夜
- Postcards From Lindeville — 同名アルバムの物語と楽曲
- Mixtape From The Mixed Up Years — カバー曲や音楽の思い出を辿る夜
また、同じコンプレックス内には彼女のプロジェクトである「Redemption Bar」も併設されています。ここはミュージシャンやリスナーが集う、アルコールを提供しないノンアルコール専用の交流スペースとなっています。
マクブライドのキャリアは、自主制作の音源から始まりました。転機となったのは2016年のEP『Jalopies & Expensive Guitars』で、これがエリック・チャーチ(Eric Church)の目に留まったことで、ワーナー・ミュージック・ナッシュビルとの契約へと繋がりました。
今日、彼女の音楽は現代カントリー・ミュージックにおいて最も誠実な形態の一つと見なされています。個人的な物語が歌へと昇華され、それが何千人もの人々の共感を呼んでいるのです。
カントリー・ミュージックの本質は、常にシンプルながらも重要な問いを投げかける芸術にあります。
時として、一つの歌は「もしも……だったら?」という言葉から始まります。選択、道のり、そして一歩を踏み出す勇気。そうした問いの中にこそ、人々の心に長く寄り添う音楽が生まれるのです。
ソース元
KSJB AM 600
100.3 The Wolf
Music News Network
Warner Records Nashville
Backstage Country
Country Exclusive



