「アンドリーエフカまで2000メートル」、ウクライナ代表としてオスカー国際長編映画賞にノミネート

編集者: An goldy

ムスティスラフ・チェルノフ監督によるウクライナ映画「アンドリーエフカまで2000メートル」が、第98回アカデミー賞の国際長編映画部門でウクライナ代表として出品されることが決定しました。授賞式は2026年3月15日にロサンゼルスで開催されます。

本作は国際的な評価をすでに獲得しており、2025年12月にはサンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で監督賞を受賞しました。さらに、2025年2月には国際ドキュメンタリー映画祭「Docudays UA」のメインコンペティション「DOCU/SVIТ」で最高賞を獲得し、2025年4月にはコペンハーゲンで開催された「CPH:DOX」ドキュメンタリー映画祭でF:ACT賞を受賞しています。

「アンドリーエフカまで2000メートル」は、ロシア軍から戦略的に重要な村を解放したウクライナのパルチザンたちの物語を描いています。ジャーナリストたちは兵士たちの進軍に同行し、作戦のあらゆる段階を記録しました。この映画は、チェルノフ監督の他に、AP通信の写真家オレクサンドル・バベンコ、プロデューサーのミシェル・ミズナーとレイン・アロンソン=ラス、そしてグラミー賞を二度受賞した作曲家兼音楽プロデューサーのサム・スレットなどが制作に携わっています。

本作はフロントラインとAP通信の共同制作であり、ロシアによるウクライナ侵攻を記録しています。この映画は、ウクライナのドキュメンタリー映画が世界で果たす重要な役割を浮き彫りにしています。

第98回アカデミー賞の国際長編映画部門への出品締め切りは2025年10月1日です。ノミネート作品のショートリストは2025年12月16日に発表され、最終候補は2026年1月22日に明らかになります。なお、コナン・オブライエンが第97回アカデミー賞授賞式で司会を務め、そのユーモアと温かさで高く評価されたことから、第98回アカデミー賞でも引き続き司会を務めることが決定しています。

ソース元

  • detector.media

  • Суспільне Культура

  • Docudays UA

  • Укрінформ

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