ハンス・ジマーとブリーディング・フィンガーズ・ミュージック、HBO版『ハリー・ポッター』の音楽を担当

編集者: An goldy

アカデミー賞受賞歴を誇る作曲家ハンス・ジマーが、HBOが手掛ける待望のテレビシリーズ版『ハリー・ポッター』の劇伴音楽を担当することが正式に決定しました。ジマー氏は、自身の音楽制作集団「ブリーディング・フィンガーズ・ミュージック(Bleeding Fingers Music)」に所属するカラ・タルヴェ氏やアンジェ・ロズマン氏と共に、魔法界の新たな音の世界を構築します。制作チームは共同声明の中で、シリーズが築き上げてきた偉大な音楽的遺産に敬意を払いつつ、独自の「魔法」を吹き込むことに意欲を示しました。彼らはこの遺産を「世界中の作曲家にとっての出発点」と捉え、この重責に謙虚な姿勢で臨むと述べています。

J.K.ローリングの全7巻の小説に基づく本作は、2027年にHBOおよび動画配信サービスHBO Maxでの配信開始を予定しています。全7シーズン構成で、各シーズンが1冊の原作を詳細に描き出す計画であり、映画版では描ききれなかった魔法界の細部まで深く掘り下げることが期待されています。これまで500以上のプロジェクトに携わり、累計興行収入280億ドル以上を記録しているジマー氏の起用は、本作に対するHBOの並々ならぬ熱意の表れと言えるでしょう。『グラディエーター』や『デューン 砂の惑星』で2度のアカデミー賞に輝き、ゴールデングローブ賞3回、グラミー賞5回を受賞している巨匠は、過去の作品を尊重しながらも、10年にわたる長期プロジェクトにおいて一貫した新しい音楽コンセプトを確立する役割を担います。これは、ジョン・ウィリアムズ、パトリック・ドイル、ニコラス・フーパー、アレクサンドル・デスプラといった歴代の映画版作曲家たちのバトンを受け継ぐ、壮大な挑戦となります。

制作プロセスは2025年7月、英国ハートフォードシャーにあるリーブスデン・スタジオで、ショーランナーのフランチェスカ・ガーディナーとマーク・マイロッド監督の指揮のもと開始されました。注目のメインキャストには、3万2000人の応募者の中から選ばれたドミニク・マクラフリン(ハリー役)、アラステア・スタウト(ロン役)、アラベラ・スタントン(ハーマイオニー役)が抜擢されています。第1シーズンは全8話で構成され、2026年春までに撮影を完了する見込みです。また、アルバス・ダンブルドア役にジョン・リスゴー、セブルス・スネイプ役にパーパ・エッシードゥ、ミネルバ・マクゴナガル役にジャネット・マクティアといった実力派俳優の起用が決定しており、原作に忠実で質の高いアダプテーションを目指すHBOの野心が伺えます。さらに、フィリウス・フリットウィック教授役として、映画版にも出演したワーウィック・デイヴィスが続投することも発表されました。

ダンブルドア役を演じるジョン・リスゴーは、役の決定時に79歳という高齢であり、長期にわたる撮影への参加は「人生の最終章」を左右する大きな決断であったと明かしています。2025年10月7日には、長い白い髭と特徴的な眼鏡を身につけたダンブルドア姿のリスゴーが撮影現場で目撃されました。また、ルビウス・ハグリッド役にはニック・フロストの起用が確定しています。このように、ベテランから新星まで多彩なキャストが揃い、ハンス・ジマーによる革新的なスコアと共に、新たな『ハリー・ポッター』の物語が動き出しています。

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ソース元

  • N-tv

  • Dark Horizons

  • Hollywood.com

  • Media Play News

  • CBR

  • Wizarding World

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