ガイ・リッチー監督の新作スリラー『Wife & Dog』、ベネディクト・カンバーバッチ主演で2026年10月23日に公開決定

編集者: An goldy

ガイ・リッチー監督が手掛ける最新プロジェクト、ブラックコメディの要素を織り交ぜた犯罪スリラー『Wife & Dog(原題)』の劇場公開日が、2026年10月23日に正式決定しました。本作の配給はブラック・ベア・ピクチャーズ(Black Bear Pictures)が担当します。同社は2025年7月にアメリカ国内での自社配給部門を設立しており、本作はその戦略的なラインナップにおける重要な一作となります。

物語の核心は、イギリスの貴族階級であるフェアバンク(Fairbank)家の中で繰り広げられる、遺産を巡る熾烈な権力闘争です。公式の発表によると、この争いは避けられない裏切りと、最終的には殺人へと発展していく衝撃的な展開が描かれます。ガイ・リッチーは監督を務めるだけでなく、共同脚本家としても名を連ねています。出演陣には、ベネディクト・カンバーバッチ、ロザムンド・パイク、そしてアンソニー・ホプキンスという、現代を代表する名優たちが集結しました。さらに、2025年1月にプロジェクトへの参加が発表されたコスモ・ジャーヴィス、ジェームズ・ノートン、パディ・コンシダインらが脇を固め、2025年2月にはイギリスで主要撮影が開始されています。

主演のカンバーバッチとリッチー監督がタッグを組むのは、意外にも本作が初めての試みとなります。しかし、両者は「シャーロック・ホームズ」というアイコニックなキャラクターを通じて間接的な繋がりを持っていました。リッチー監督は2009年の映画『シャーロック・ホームズ』とその続編『シャドウ ゲーム』(2011年)を監督し、一方でカンバーバッチはBBCのドラマシリーズ『SHERLOCK(シャーロック)』で名探偵を演じ、世界的な人気を博しました。また、カンバーバッチはドクター・ストレンジ役、ホプキンスはオーディン役として、共にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一翼を担っています。カンバーバッチは本作について、リッチー監督独自の手法を継承しつつも「これまでにない新しい味わい」があり、「非常に魂がこもった作品」であると期待を寄せています。

ブラック・ベア・ピクチャーズにとって、『Wife & Dog』は2026年の公開スケジュールを彩る重要な作品の一つです。同社は米国部門を通じて年間約12本の新作をリリースする計画を立てており、その中にはダスティン・ホフマン出演の『Tuner(原題)』(2026年5月22日公開予定)や、マシュー・マコノヒー主演の『The Rivals of Amziah King(原題)』(同年8月22日公開予定)といった注目作が含まれています。リッチー監督は、長年のパートナーであるイヴァン・アトキンソンやジョン・フリードバーグと共にプロデューサーも兼任しており、ブラック・ベア社が掲げる「監督のビジョンを重視する」という方針を体現する形となっています。

本作のテーマ性は、リッチー監督が2019年のヒット作『ジェントルメン』で描いた世界観をさらに深化させたものになると見られています。イギリスの上流社会に根付く「飽くなき強欲さ」を鋭く描き出す手法は、人気ドラマシリーズ『メディア王〜華麗なる一族〜(Succession)』とも共通する部分がありますが、本作ではより過激でラジカルな手段を用いて目的を達成しようとする、リッチー監督らしいエッジの効いた演出が随所に散りばめられる予定です。

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ソース元

  • PORT.hu

  • Meaww

  • ScreenRant

  • MovieWeb

  • Wikipedia

  • The Hollywood Reporter

  • Screen Daily

  • MUBI

  • Yahoo News Canada

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