内部告発者、トランプ前大統領が地球外生命体に関する完全なブリーフィングを受けていたと主張

元米国空軍少佐であり、議会のUAP（未確認航空現象）タスクフォースの上級顧問を務めたデビッド・グラッシュ氏が、2025年12月のインタビューで衝撃的な主張を展開しました。同氏は、ドナルド・トランプ前大統領が在任中に、地球外の飛行物体の回収や非人間的生物の実体に関する機密情報について、包括的な説明を受けていたと断言したのです。

グラッシュ氏は、この隠蔽された情報の公開が実現すれば、トランプ前大統領を「世界史上最も意義深い指導者」の地位に押し上げる可能性があると示唆しました。この発言は、2025年後半におけるUAPを巡る議会および世論の議論を再燃させるものであり、政府の秘密主義に対する監視が一段と強まっている時期の出来事として注目されています。

グラッシュ氏は、2019年から2021年まで国家偵察局（NRO）のUAPタスクフォース担当者として勤務していました。その経験に基づき、ブリーフィングの内容には、墜落した宇宙船の回収、地球の住民の中に秘密裏に暮らす異星人と人間のハイブリッドの存在、そしてこれらの非人間的存在の意図に関する詳細が含まれていたと述べています。

ミズーリ州選出の下院議員であるエリック・バーリソン氏は、2025年3月にグラッシュ氏をUAP関連事項の上級顧問として迎え入れました。バーリソン議員は、これらの主張の一部、特に「ノルディック型」と呼ばれるハイブリッドを製造したとされる特定の異星種族に関する情報について、内容を裏付けていると報じられています。グラッシュ氏自身は、2023年7月の宣誓証言において、40人以上の証言に基づき、政府が非人間的な機体や生物学的実体を保有していると既に申し立てていました。

さらに、ハイレベルな認識があったとする見方を補強する文脈が、元イスラエル宇宙安全保障責任者であるハイム・エシェド氏によって提供されました。エシェド氏は2025年12月、トランプ前大統領が世界政府と連携する秘密の「銀河連邦」の存在を知っていたことを改めて表明しました。エシェド氏の主張によれば、トランプ前大統領は開示寸前まで進んでいたものの、人類がまだその公表に耐えうる段階にないと判断した異星人側からの警告を受けたとされています。エシェド氏は2024年に初めてこの件に言及しており、火星の地下に地球外生命体との共同基地が存在するという説も過去に示唆していましたが、公式機関による検証はなされていません。

これらの最新の主張は、過去の政治的発言や無関係なニュース展開と並行して存在しています。トランプ前大統領は2024年に、再選されればUFO関連ファイルを開示すると公言しており、これが2025年末までの開示実現に関する予測市場のオッズに影響を与えました。グラッシュ氏の職歴は輝かしく、空軍で少佐の階級に達するまでの14年間の勤務経験があり、国家地理空間情報局（NGA）およびNROの両方で上級情報将校を務めました。

現在、グラッシュ氏は下院監視改革委員会の連邦機密開示タスクフォースに所属するバーリソン議員の顧問として活動しており、NASAや国防総省がそのようなプログラムの存在を否定し続けている中で、UAP問題に関する政府の透明性を追求する立場にあります。彼の活動は、機密解除を求める声が根強い中で、今後の展開を左右する重要な鍵を握っていると言えるでしょう。